過激BL短編集
第11章 夕焼けよりお前のほうが…綺麗だよ(完全タイトル詐欺)
お風呂にもどって体を流してすぐにまた全裸でベッドにもどった。
「直哉…明日も仕事なのにごめんな…」
「お前も仕事だろ、腰痛くなるのはお前のほうなんだからさ。気にすんなって」
「寒い」
「こっちおいで」
小さく丸まって直哉に抱かれて眠った。
本当はすぐには眠れなかったけど。
「直哉、朝だよ」
「うっせー、寝かせろ。俺のことが好きなら寝かせろ」
「好きだけどさ…起きてもらわないと」
「あっ、昨日さ。お前俺の顔みてキュンってしてただろ」
「直哉の顔見て中締まるほど変態じゃないし〜」
「お前変態だし〜」
毎日これからもこんな日々が続けばいいのになぁ、くだらないことで笑いあって、喧嘩もするけど。
「直哉、愛してるぞっ」
「ね、寝る」
顔が真っ赤になってたのを俺は見逃してない。
end