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にじいろ。

第6章 俺達の夏。

和也「まーくん!まーくん!まーくん!」

バタバタと階段を駆け上がり
ガチャン!と思い切りドアを開けて
かずが部屋に飛び込んできた


雅紀「何事だよ(笑)」

和也「ジャーーーン!」


目をキラキラさせて
俺の目の前に広げてみせた一枚の紙切れ

そこには


『合格通知』
の文字が。



雅紀「おーーっ!!やったじゃん、かず!」


当然といえば当然の、
かずの転入試験合格通知

なにせ
誰かさんと違って
かずは頭のデキがいいんだ



誰かさんとは違ってね…

ハイ、俺です(泣)




和也「これでやっと
二学期からまーくんと同じ高校に通える♡」

俺に抱きついて
頭をグリグリしてくるのはいいんだけど
地味に痛いよ?



和也「ご褒美は?♡」

お前は犬か(笑)



チュッ


雅紀「はい、ごほーび♪」

和也「んーー♡まーくん大好きぃ♡」



こんなことばーっかりやってる(笑)

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