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にじいろ。

第6章 俺達の夏。

ゲームをしたり歌ったりしてたら
2時間半なんてあっという間で。


翔「海が見えてきたよ!」


車窓から初めて見る『海の青』に
かずが瞳を輝かせていた


雅紀「綺麗だね」

和也「うん、凄い。」



海の青と空の青
砂浜の白
木々の緑
太陽の赤

全部が眩しかった




到着した櫻井別邸は。
想像してたより遥かにデカイ!!

北欧風の造りでバルコニーまであって。

二階に部屋は5つ。
そのうちの二部屋は造りが広いからと、
一番奥が俺と、かず
ひと部屋空けて、潤
潤の向かいが翔ちゃんと大ちゃん
という部屋割りになった

部屋割りを決めたのは、ほぼ、潤で。



各々荷物を部屋に置き
リビングに集合すると
やりたいことはそれぞれ違って。


智「釣り!!」

翔「えっ!もう行っちゃう?
ケータリングが届くから、俺、ここ居なきゃなんだけど…」

潤「んじゃ俺が家に居るから、翔くんは智くんと釣り行ってきなよ?
一人で行って迷われても困るだろ、保護者として(笑)」

翔「ぶはっ!
じゃあ…お言葉に甘えて。悪いな、潤」

潤「届いたら夕食の支度初めててもいい?
考えてみたら翔くん料理出来ないから
やっぱ俺が残るべきだな(笑)」


五人の中で、普通に料理が出来るのは
俺と潤だけなんだよね

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