にじいろ。
第6章 俺達の夏。
岩礁に着くと
智くんが脱ぎ始めて。
綺麗な身体にドキッとした。
智「ふうっ…
じゃ、行ってきます」
翔「無理しないでよ!」
俺に向けて親指を立てると。
ー バッシャーン! ー
智くんが海の中へと消えていった
…あれ?
戻ってこない
翔「智くん!智くん!」
海に向かって叫ぶけど、届かない
一気に不安になって名前を呼び続けた
翔「智くん!智くん!!智!!!!」
海の底から人影が見えて。
ザバーン
という音と共に海面から智くんが現れた
手には、ホタテ貝が3つ。
バケツを持って慌てて駆け寄ると
智「4つは無理だったわー
流石に息が(笑)」
翔「無理すんなって言っただろ!バカ智!」
初めてする、バカ呼ばわりと呼び捨てに
ポカンとして
そのあとふふっ。と笑った
翔「何、笑って…!」
『何、笑ってんだよ!』
って言い終わる前に
濡れたままの腕で
スッと抱き寄せられて
智「『好きな人を泣かせるようなマネはしない』
って言ったでしょ?」
泣かせはしてないけど
泣きそうになったってば!
智「もう一回潜ってくる。
大丈夫だから心配しないの。
わかった?翔」
智くんに
『翔』って呼ばれて。
心臓の鼓動が速くなるのがわかった
智くんが脱ぎ始めて。
綺麗な身体にドキッとした。
智「ふうっ…
じゃ、行ってきます」
翔「無理しないでよ!」
俺に向けて親指を立てると。
ー バッシャーン! ー
智くんが海の中へと消えていった
…あれ?
戻ってこない
翔「智くん!智くん!」
海に向かって叫ぶけど、届かない
一気に不安になって名前を呼び続けた
翔「智くん!智くん!!智!!!!」
海の底から人影が見えて。
ザバーン
という音と共に海面から智くんが現れた
手には、ホタテ貝が3つ。
バケツを持って慌てて駆け寄ると
智「4つは無理だったわー
流石に息が(笑)」
翔「無理すんなって言っただろ!バカ智!」
初めてする、バカ呼ばわりと呼び捨てに
ポカンとして
そのあとふふっ。と笑った
翔「何、笑って…!」
『何、笑ってんだよ!』
って言い終わる前に
濡れたままの腕で
スッと抱き寄せられて
智「『好きな人を泣かせるようなマネはしない』
って言ったでしょ?」
泣かせはしてないけど
泣きそうになったってば!
智「もう一回潜ってくる。
大丈夫だから心配しないの。
わかった?翔」
智くんに
『翔』って呼ばれて。
心臓の鼓動が速くなるのがわかった