テキストサイズ

にじいろ。

第6章 俺達の夏。

雅紀「これは俺から。開けてみて?」

和也「いいの?」


まーくんから貰ったプレゼントのリボンを解いた



和也「水着…?と、コレは?」

雅紀「ラッシュガードだよ。水遊び用のパーカーかな
見て見て、犬耳付いてんの♪
可愛くない?
しかもね、イロチで俺とお揃い♪

これでかずも海入れるだろ?」



ここに来る前
『海は見てるだけでいい』
って言ったんだ

ホントはね、
泳いだりしてみたいんだけど。

やっぱりさ
背中の傷がね…


Tシャツじゃ透けるしね。

そーゆーことだよね?
気遣ってくれたんだよね?

お揃いってゆーのも
俺一人だけ、って気負わせない為でしょ?


もーね
まーくん、優しすぎ。



和也「まーくん、ありがとう…」

雅紀「明日、みんなで一緒に泳ごうな♪」




みんなの前なのに
嬉しくて、つい抱きついちゃって


『そーゆーのは部屋でやってもらえます?(笑)』
って
潤くんにツッコまれた(笑)

ストーリーメニュー

TOPTOPへ