にじいろ。
第11章 天使と悪魔の Gimmick Game。
家に帰ると
まーくんはいの一番にシャワーを浴びに行き
俺はベッドに寝転がり
項垂れていた
ギターでも弾くか…
ハードケースから
ギターを取り出すと
いつも弦に挟んでおくピックが見当たらなくて
そうだ。
Kazに渡されたアレをバッグの中から取り出した
厚紙の化粧ケースの表に
『Storm』
と書かれてる
まさか、ピックにも印字してねぇだろうな?
中を広げると
黒のシンプルなピックが5枚
ケースの余白には
『080-****-****』
の文字。
なるほどね。
『連絡待ってるよ』
kazの口元がそう動いた気がしたのは確かだったってことか
俺はスマホの通話ボタンを押し
番号に電話をかけた
まーくんはいの一番にシャワーを浴びに行き
俺はベッドに寝転がり
項垂れていた
ギターでも弾くか…
ハードケースから
ギターを取り出すと
いつも弦に挟んでおくピックが見当たらなくて
そうだ。
Kazに渡されたアレをバッグの中から取り出した
厚紙の化粧ケースの表に
『Storm』
と書かれてる
まさか、ピックにも印字してねぇだろうな?
中を広げると
黒のシンプルなピックが5枚
ケースの余白には
『080-****-****』
の文字。
なるほどね。
『連絡待ってるよ』
kazの口元がそう動いた気がしたのは確かだったってことか
俺はスマホの通話ボタンを押し
番号に電話をかけた