にじいろ。
第24章 サクラ咲ケ。
廊下で騒がしい声と拍手がしてる。
潤「おっ?帰ってきたかな?」
二人で廊下に出ると
二年のみんながはにかんで頭を下げるかずを囲んでいて。
雅紀「かず!」
和也「まーくん!」
潤「斗真は?」
和也「三人は三年生に捕まってる。
俺だけ抜けて来ちゃった(笑)」
潤「じゃあ、俺、行って来るわ」
北校舎の二階で三年生に捕まってる斗真たちを
潤が迎えに行った。
和也「どうだった?」
雅紀「凄く良かったよ!」
和也「ふふっ。ゴリ先輩も喜んでくれてたよ」
かずも満足気で
俺も嬉しかった。
雅紀「あとでご褒美あげるからね?」
耳元で囁くと
耳を赤くして、かずが頷いた。
雅紀「俺達の上にも桜が咲くのかな…」
和也「え…?」
雅紀「ううん。なんでもない。」
昼休み終了のベルが鳴る。
雅紀「弁当は?食べれた?」
和也「うん。曲かけてる間に放送部の先輩たちと食べたよ。
なんかね、今までも、STORMの曲をかけて欲しいってリクエストはあったんだって。」
雅紀「へぇ!凄いじゃん!かけてもらおうよ、STORMの曲。」
和也「うん!
あっ!やべっ。俺、戻らないと!
帰り、生徒玄関とこで待ってるね!」
雅紀「わかった。
じゃあまた!」
和也「うん、また!」
小さく手を振って
かずは階段を駆け上がっていった。
始業のベルが鳴ると
斗真たちのとこに行っていた潤が
滑り込むように教室に入ってきた。
雅紀「斗真、どうだった?」
潤「すげぇ満足そうにしてたよ(笑)」
きっと
サクラ咲クよ
咲かせてみせる
俺とかずの上にも
潤と斗真の上にも
翔ちゃんと大ちゃんの上にも。
潤「おっ?帰ってきたかな?」
二人で廊下に出ると
二年のみんながはにかんで頭を下げるかずを囲んでいて。
雅紀「かず!」
和也「まーくん!」
潤「斗真は?」
和也「三人は三年生に捕まってる。
俺だけ抜けて来ちゃった(笑)」
潤「じゃあ、俺、行って来るわ」
北校舎の二階で三年生に捕まってる斗真たちを
潤が迎えに行った。
和也「どうだった?」
雅紀「凄く良かったよ!」
和也「ふふっ。ゴリ先輩も喜んでくれてたよ」
かずも満足気で
俺も嬉しかった。
雅紀「あとでご褒美あげるからね?」
耳元で囁くと
耳を赤くして、かずが頷いた。
雅紀「俺達の上にも桜が咲くのかな…」
和也「え…?」
雅紀「ううん。なんでもない。」
昼休み終了のベルが鳴る。
雅紀「弁当は?食べれた?」
和也「うん。曲かけてる間に放送部の先輩たちと食べたよ。
なんかね、今までも、STORMの曲をかけて欲しいってリクエストはあったんだって。」
雅紀「へぇ!凄いじゃん!かけてもらおうよ、STORMの曲。」
和也「うん!
あっ!やべっ。俺、戻らないと!
帰り、生徒玄関とこで待ってるね!」
雅紀「わかった。
じゃあまた!」
和也「うん、また!」
小さく手を振って
かずは階段を駆け上がっていった。
始業のベルが鳴ると
斗真たちのとこに行っていた潤が
滑り込むように教室に入ってきた。
雅紀「斗真、どうだった?」
潤「すげぇ満足そうにしてたよ(笑)」
きっと
サクラ咲クよ
咲かせてみせる
俺とかずの上にも
潤と斗真の上にも
翔ちゃんと大ちゃんの上にも。