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にじいろ。

第3章 魂の片割れ。

母ちゃんが作ってくれたハヤシライスに
俺の作ったフワフワ卵を乗せて
サラダも用意した


和也「うんまーい♡」

ハムスターみたいに口いっぱいに頬張る姿が可愛くて
つい、顔が緩んじゃうよ



和也「また見てるー」


雅紀「あっ、いや、あんまり美味しそうに食べるからさ」

誤魔化したけど
バレてんのかな


和也「そぉ?だってホントに美味しいし、それに…」

雅紀「それに?」



和也「まーくんの気持ちが嬉しいから」



俺の気持ち…?

和也「俺に、食べさせたいって
頑張ってくれたのが嬉しいの!
俺が小食なの、気にしてくれてるんでしょ?

もー!恥ずかしいから言わせないでよー」


そう言って顔を紅らめながら
綺麗に完食してくれた

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