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にじいろ。

第1章 出逢いは突然に。

やって来た、日曜日。



いつもより少し早くに目が覚めて
シャワーを浴びに一階に降り
ダイニングを横切ろうとしたその時
母さんからの置き手紙を見つけた



『ちょっと出掛けて来ます。
夕方には戻るね。

母より』




と言うことは。
夕飯までに戻れば問題ないか。




そそくさとシャワーを浴びて
髪を乾かし
母ちゃんが用意してくれたベーコンエッグとトースト、コーヒーを胃袋に流し込み

俺は潤との待ち合わせ場所に向かうべく
玄関のドアを開けた

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