俺たち調教カンパニー
第1章 1
俺たちが来たのは居酒屋享楽。わかったかもしれないが、俺たちの手の内だ。
雄「いらっしゃい。」
声を低めにした雄介が言う。
あいつ本当に頼りになる。
涼「酒。」
待ってましたとばかりに酒瓶とお猪口を出す雄介。
友「存分に飲んでください。」
涼「わかってるわよ。」
ゴクッゴクッ
…勝った♪
あの酒には睡眠薬が入っている。数秒後には夢の中だ。
パタッ
彼女がカウンターにうつぶせになる。
「「作戦成功だな」」
ちなみにこの居酒屋は車に変形しる。もちろん雄介の仕業。
友「ケータイどーする?」
雄「電源OFFで。独り暮らしだから連絡はいらないよ。」
独り暮らしか…ニヤリ
友「家わかるか?」
雄介にも伝わったのかニヤリと笑う相棒。
雄「僕にわからないことなんてないよ♪すぐ向かおう」
そして、車は発車した。