
涙色*遠恋
第5章 『愛しい人』
『……ん、涼……』
『……結奈……
愛してるよ……』
『……あたしも……
愛してるわ、涼……』
『……てかやべえ……
こんな事してたらまた俺、
結奈の事襲いたくなっちゃうな~』
『……涼ったら……』
『……出よう、結奈……
結奈の背中流してあげる♪』
『……え、涼……
恥ずかしいわ……』
『……また結奈は……
恥ずかしがり屋だな♪
大丈夫だよ。見たりしないから。』
『……涼……』
『……ホラ行くよ♪……』
俺は結奈の手を繋いで、
浴槽から出た。
そして結奈の体を荒いだした。
結奈の真っ白い肌を見てたら、
何故か自然に涙が流れて来た……
『……涼?……
泣いてるの、どうしたの?……』
『……ごめん……
なんかこないだまで結奈の、
こんな白い綺麗な肌俺は、
知らずに生きて来て居たと、
思ったらなんか悔しくてさ……』
『……涼……』
『……きっと……
こんな感情結奈には、
解らないよな……
マジでごめん……なんか、
自然に泣けて来た……』
『……涼……有り難う。
これからはずっと一緒よ……』
『……うん、そうだよな……
結奈愛してる……』
