
涙色*遠恋
第5章 『愛しい人』
結奈と極上の海の幸の料理を、
食べ終わっていよいよ、
温泉もチェックアウトの、
時間が迫って来た。
……俺は……
結奈を抱き寄せて、
『……結奈……
貴重な休み俺とずっと、
一緒に居てくれて有り難うな。
またいつか絶対にここに、
戻って来ような♪』
と、言って結奈の唇に優しく、
Kissをした……
『……涼……
あたしこそずっと涼と、
一緒に居られて幸せよ……
またいつか絶対ここに、
二人で戻って来たいわ♪』
『……そうだね結奈……
行こうか?そろそろ時間だ。
『……ええ、涼……
楽しかったわ。
とっても幸せだった……』
『またすぐ来れるよ♪』
俺は結奈の手を繋いで、
部屋を出た。
