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涙色*遠恋

第3章 『triangle』



……俺はその時……

気がついてしまった……

……新谷の顔が……
ちょっと赤く染まった事に……

『……お?……なんだ?
新谷♪彼氏からか?♪』

.『……嫌だ!……チーフ!
彼氏なんて居ませんよ。』

『……なんだ?……
別に新谷の歳なら居ても、
可笑しくないぞ?♪』

『……はあまあ……
今は仕事が恋人でーす♪』

『……お♪……
嬉しいねえ♪』

……アハハ……

……私はとっさに……
嘘をついてしまった……

……だってやっぱり……
涼が恋人だなんてチーフには、
言えないもの……

……仕事が恋人か……

よく言うわよね。笑っ

……涼……ごめんなさい……
嘘ついて……

……でも……今はまだ……
やっぱり言えないの……

……こうしてチーフと……
雑談しながら食事を食べ終わった。

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