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涙色*遠恋

第3章 『triangle』





『……結奈……
めっちゃ逢いたかった!』

『……涼……涼……
あたしも貴方に凄く、
逢いたかったわ!』

『……結奈……
有り難う。嬉しいよ。
てか俺ごめん。
いきなり結奈にKissしちゃって。』

『……ううん……
涼、嬉しかったわ……
なんか、泣きそう……』

……すると結奈は……
俺の胸の中で泣きだして、
しまった……

……ちょっと……
想定外だったけど、
ヤバ!めっちゃ嬉しい!


『……わ、わ……
結奈……泣かないで?……
でも有り難う。
めっちゃ嬉しいよ。』

『……涼……
ごめんなさい。
あたしったら泣くなんて……
でも涼に逢えてあたし、
嬉しくて……

本物の涼よね?……』

……あークソ!……
可愛い過ぎだろー!


……もー!……
今すぐ結奈襲いてー!

『……ふふ……
本物の俺だよ?結奈♪
結奈も本物だよな?……』


『……ふふ……
本物よ♪』

『……あー!……
やっと結奈に逢えたあ♪』

『……涼……
疲れてるでしょ?ごめんね。

休憩してから行く?』

『……いや♪……
早めに出ようよ。その方が
早く向こうに着けるから♪』

『……涼……
大丈夫?疲れて無いの?』

『……大丈夫!……
結奈の顔見たら疲れなんか、
ふっ飛んだよ♪
結奈はもう出掛けられる?』

『……ええ♪……
支度済んでるわ♪』

『……じゃあ……
行こうか?♪
ほんとは結奈の部屋、
初めてだからもうちょっと、
ゆっくりしたいとこだけどな!』

『……じゃあ……
最終日にあたしの部屋で、
ゆっくりしましょうよ♪
手料理でもご馳走するわ♪』

『……あ!……
それめっちゃいいな♪
結奈の手料理めっちゃ楽しみ!』

『……ふふ……
涼の味覚にあうかしら?』

『……結奈が……
作ってくれる料理なら、
なんでも美味しいよ♪
じゅあ行こうか?結奈♪』

『……ええ♪……涼♪』


こうして俺達は再び俺の車に、
乗って新潟を目指した!


……いよいよ……
楽しみにしてた結奈との、
旅行の始まりだ!

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