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オムツン

第5章 五枚目

いつも通り、大量の水分をとって、会社から駅まで歩いていたある日。

地下道からあがる階段で、私の前をいく女性が何かを落とした。

口紅だろうか。

女性は20台後半に見えた。

スレンダーで、ミニスカートにピンヒールを履き、白いブラウスに大きなサングラス。

少し派手だがいい女…

好みだけど、自分には見向きもしてくれなさそうな女…

私は女性の容姿から自分には釣り合わないと即座に判断した。

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