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「 先生 × 生徒 」

第2章 呼び出し


「 進路の話、終わりましたよね? ありがとうございました 」



気分があまりよくなくなってきたから、この人と一緒の空間に居たくなくて、すぐさま出ようとする。



「 待って、唯奈さん 」



振り向くのも嫌で、その場で立ち止まることにした。



「 これから1年仲良くしてね 」



本当は仲良くするなんてそもそもないけど、一応、薄っすらとした反応を返した。

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