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「 先生 × 生徒 」

第4章 揺れる気持ち


「 唯奈 」



甘い声でいきなり呼び捨てで呼ばれた。



「 なに 」



すると、なんでもない、と返された。

いつもこんな感じのやり取りを繰り返している気がする。



「 これから唯奈って呼び捨てで呼ぶから 」



あ、2人きりの時だけね、と一言付け加えた。



「 だから唯奈も2人きりの時はタメ口許してあげる 」



上から目線の先生。
なんだか嬉しくて、2人きりの時だけっていうのが、また更に嬉しい。

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