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「 先生 × 生徒 」

第6章 告白


「 意味わからん 」



自分から言ってきたから、聞いて欲しいのかなっと思ったから聞いたのに、その言い方に……。



「 ちょ、何してるの!?そっちじゃん、見つかるからやめろって言ったの 」



先生は私の手を握った。
大きいその手は私を守ってくれるような。



「 スーツと制服だったら、ただの生徒に見えるだろ。俺若いし 」



私立高校だから、スーツでもカバーできるかもしれないけど、駅に向かっているのだからそこら辺の学生には会うだろう。

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