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「 先生 × 生徒 」

第2章 呼び出し


「 遅いね 」



2つしかテーブルは用意していなくて、先生は私が座れるように椅子を机から出してくれた。



「 ありがとうございます 」



「 唯奈さん 進路どうするの? 」



2年から進路説明が個別であると聞いていたが、どうやら私が1番らしい。



「 決まってません 」



キッパリ言い切ると、先生はガクッといったような雰囲気を出す。

もう進路決まってる人いるのかな ……。

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