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うめの日記

第18章 2016年2月23日『せめてもの願い』

さて、昨日ののさまじょ先生の日記。


私の思い、伝えたい事、代弁して頂いてありがとうございます。


本当に…命を粗末にする奴はろくな死に方しません。絶対に。


ペット関係の仕事って好きな人じゃないと出来ないと思います。
でも…好きだからこそ辛い。


可愛い子も手放さないといけない。
この人大丈夫かって人にも売らないといけない。
悲しきかな…もう慣れないとやっていけません。
慣れと割り切り。
でないと心が持ちません。


お客さんの中には勿論、逆の人もいますよ。


以前居ました。
捨て猫拾ってミルクと哺乳瓶買いに来られて…飼い方をしっかり聞いてくれるお客さん。
「見捨てるのも可哀想やし…これも何かの縁かもしれないからね」と。


本当に良い方に出会ったと思います。
それからもその方はたまにうちに買い物に来て…よくお話しします。
この間笑いながら言ってました。
「もうねー本当に悪いんよ。今日も朝の5時に娘の制服におしっこしてね。やけんバタバタ洗濯機まわしてね。本当にもうどうにかならんやろかー」
笑いながらキャットフード買われてました。
良い笑顔でした。


全ての命があんな方に出会えたらと…願ってやみません。
福岡では保健所の殺処分数が日本一と聞きますので…。
本当に悲しいです。
家族に出会えた子には…せめて、出会えなくてこの世を去ってしまった子達の分まで幸せになって欲しいと思います。


それがせめてもの願い。


今日の思いは以上。


そんな訳で…暗い話は今日はここまでにしましょ。

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