無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

今日、母ちゃんが仕事から帰ってきたと思ったら

「優、水運んでー！」

って玄関から呼び出しくらった。



嫌々二階から下に降りて行ったら、玄関前に段ボール二箱置かれてあんの。

あ、優って俺のことね。
本名は“優”の後にもう１つ漢字がきます。
だがそれは秘密ということで。



俺「母ちゃん、これ二箱も俺に運べと？」

母「そうよ、それくらい男の子なんだから運ぶ運ぶ！はい！運ぶ！！頑張って！」

俺「この世の中、男女平等じゃねぇのー」

母「何言ってんの。こら！！引きずらないの！ちゃんと運びなさい！」




二箱引きずって持ってこうとしたら怒られた。
一箱ずつ持って台所まで運び終えたら、また母ちゃんが俺を呼ぶ。