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こころ

第10章 帰る家

そのあと、ゆうにママと電話で話した事、ちゃんと実家に帰るって事を言って電話を切った。

少し離れた場所でとーまが見てた。

『明日帰ってくるね』

「うん」

『旦那が私の古い携帯ずっと持ってたみたい。いろんな人に電話して私の事探ってるみたい』

「何それ、ありえへんし、一人で帰って大丈夫?」

『うん、実家やし』

「でも、実家ヤバくない?何してくるかわからんやん、やっぱ俺も行くわ!」

『えっ、でもとーま、明日仕事。』

「大丈夫、ずっと休みなかったしたまってた有給使う。」

『ごめんね(涙)』

でも、一人で車乗って帰るの不安だったしよかったぁ。

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