テキストサイズ

あなたは彼をどう思う…?

第4章 ・・・・4

=舞side=


「…っん…」


おもい…。なんか乗ってる…。
………ん???乗ってる!?


「な、なに!?」


目を開けると、イケメン寝顔ドアップ...
刺激的すぎる……
じゃなくて!なんで乗ってるの?気持ちよさそうだし。寝てる?
あ、なんか顔に前髪かかってうっとうしそう。そっと、起きないように、のけてあげよ。と手を伸ばすと
…掴まれた。


「なーにしてんの?」

「…へ?起き…てた…の?」

「寝たふり。それより寝込み襲うつもり?フッバカじゃねーの?」

「ち、違う!っていうか手離して!それ以前に、なんでそこにいんの!?変態!!」


あれ…?私またやらかした?
山瀬君から出る空気が急に変わった…さっきの山瀬君だ。
…ヤバい。とにかく離れなきゃ。

逃げようともがいていたら、反対の手も掴まれ頭の上で一つに片手でまとめられた。そして、馬乗りになられる。


「…どっちが変態?お前さっき、“アレ”以上はムリつったよな?アレってキスだろ。キス以上ってなに勝手にエロいこと考えてんの?」

「…で、でも!これとあれとは別でしょ!?」

「俺は、どっちが変態かって聞いてんの。」

「なんでも良いから離れて!!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ