夢。 〜 O×S×A×N×M 〜
第4章 櫻葉 story
雅紀「…どこ…行くの…?」
シャワーから上がると
俺はスーツに着替えた
翔「どこって、家に帰るんだよ」
雅紀「待って!ねぇ、しょ…」
翔「ウザイんだよ、お前のそーゆーとこ。」
優しい言葉なんかかけてやらない
俺の前から消えたければ
消えればいい。
翔「勘違いするな。お前の代わりなんていくらでもいるんだ」
声を殺して泣く雅紀を尻目に
マンションを後にした
代わりなんて居やしねぇよ…
お前の代わりなんて、どこにも…
普段滅多に帰ることのない自宅マンションに戻った
妻「お帰りなさい、あなた。珍しいのね?」
娘「パパー!」
翔「居たのか。
週末に家にいるなんてそっちこそ珍しいんじゃないのか?」
妻「そうかしら?」
娘「パパ!一緒に遊ぼう?」
翔「疲れてるんだ。わからないのか?」
娘「…わかった。」
別に疲れてなんかいない
ただ、
妻「ちょっと、あなた。
私はともかく、あの子にそんな言い方しなくても…」
翔「遊んでくれるパパなら他にもいるだろう?」
妻「ちょっと、それどういう意味よ!」
どの面下げて言ってるんだ。
ふざけやがって。
翔「そのままの意味だが?」
妻「…。」
翔「気に入らなければ出ていけばいい。
お前達が出ていくなら御の字だ。
それとも何か?
全て白昼のもとに晒されたいのか?」
シャワーから上がると
俺はスーツに着替えた
翔「どこって、家に帰るんだよ」
雅紀「待って!ねぇ、しょ…」
翔「ウザイんだよ、お前のそーゆーとこ。」
優しい言葉なんかかけてやらない
俺の前から消えたければ
消えればいい。
翔「勘違いするな。お前の代わりなんていくらでもいるんだ」
声を殺して泣く雅紀を尻目に
マンションを後にした
代わりなんて居やしねぇよ…
お前の代わりなんて、どこにも…
普段滅多に帰ることのない自宅マンションに戻った
妻「お帰りなさい、あなた。珍しいのね?」
娘「パパー!」
翔「居たのか。
週末に家にいるなんてそっちこそ珍しいんじゃないのか?」
妻「そうかしら?」
娘「パパ!一緒に遊ぼう?」
翔「疲れてるんだ。わからないのか?」
娘「…わかった。」
別に疲れてなんかいない
ただ、
妻「ちょっと、あなた。
私はともかく、あの子にそんな言い方しなくても…」
翔「遊んでくれるパパなら他にもいるだろう?」
妻「ちょっと、それどういう意味よ!」
どの面下げて言ってるんだ。
ふざけやがって。
翔「そのままの意味だが?」
妻「…。」
翔「気に入らなければ出ていけばいい。
お前達が出ていくなら御の字だ。
それとも何か?
全て白昼のもとに晒されたいのか?」