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☆ラリマーの扉☆

第10章 心汚き者

その時、子供たちの声が聞こえた。

「キャ~~ッ!」
「あははぁ~!」

その声を聞いた時、みうの心は痛くなった。

この感覚は何なんだろう?

この声を聞くと、なんだか悲しくなる…
いつもそう。

…輪に入りたくない。

あんなガキと小3のわたしとはいやだ

涙が出ようとしている。

我慢しなくちゃ…あぁ…

みうは、寝転がった。
パソコンから離れ、何かを見つめている。

…つらいよ

遊びたい気持ちでいっぱいなのかもしれない。

…そんなわけないのにね。

わがままな脳
壁にぶつけちゃいたい

…ああ

もう、つらい…

やめて、こころがいたい

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