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☆ラリマーの扉☆

第27章 ガールズラブ目撃

もうその姿にクギヅケになっていた
ドキドキしていた─

っと!
現実から帰ってきた緋由。

みとれていないで仕事!仕事!
再び本の整理をしようとした…
そのとき─────


「あれ、笠原緋由ちゃーん?」

ギャル女子の歩香が話しかけてきた。

「はいっ!」
緋由は歩香のほうに振り向いた。

歩香とめるは怪しく笑っていた─

その姿にゾクリ─とした。

「笠原さん、ウチらのこと見てたっしょ」

コギャルのめるが言い放った。

「み…見てないですよ!」
顔が熱くなりながらもウソをつらぬく。

「へ~ぇ本当~?」
「えー、見てたような気がするんだけど」

2人がグイグイとせめてくる。

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