アイツまで徒歩5分
第6章 昨日の友は今日の何?!
「陣ヶ岡…さん?
スケジュール組み直して見ました…」
「―――――へ?え?マジで?」
最知は、資料を集めながらも…スケジュールを調節していた…
まさか…それを言いたくて…俺の様子を伺ってたのか?
俺――――…反省…
「…デザイン提出日を早めて――――――…」
スケジュールは、俺に負担のならないように…上手く組み直されていた…
だが、最知が一人で動き俺のサポートを二重で受ける箇所が何個もあった…
「おい…ここ…
最知の案内で業者下見が2件も重なってるぞ?大丈夫か?」
最知は、胸を張って「大丈夫です!!」と、笑っていた…
「ここの2件で、大分…俺的に助かるけど―――――…」
「陣ヶ岡さんは、自分の仕事に集中してください」
最知は、スケジュールを俺に渡すと…
資料集めに…オフィスを出ていった―――――――…
「////もぅ…最知は…何なんだよ…」
八つ当たりに自己嫌悪をしたり…
最知のサポートに感謝したり…
今日の俺は…ダメだ―――…
疲れてる…