アイツまで徒歩5分
第6章 昨日の友は今日の何?!
俺は、最知の首に唇を寄せる…
「――――…ん…」
緊張する……あの時と全然違う…
最知の声が…心地よく耳に入る…
最知のネクタイを緩め……
ワイシャツのボタンを外していく…
一つ一つ…ボタンが外れるごとに…最知の体が…俺の視界を占領していく―――…
それと同時に…俺の着けた歯形と…
デキスギ君が対抗心で着けたキスマークが現れる―――…
どちらも“好き”の印…
対照的な“好き”…
激しい“好き”と優しい“好き”…
こいつはどっちが―――…
“好き”なんだろうか…
俺は、デキスギ君のキスマークを視界に入れたまま…
ボタンを最後まで外す…
胸元が全開になり……胸が露になる――――――――…
童貞か?と…思うほどのピンクの乳首が2つ…ワイシャツから顔を覗かせる…