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アイツまで徒歩5分

第7章 目覚めた所は崖の上!!

「あっ////あっ…え///」


全裸の陣ヶ岡さんなんて…見たことがなかったら…



目のやり場に困る!!



「っほら、ボーッとすんな」



俺は、陣ヶ岡さんに手を引かれながら…湯船にはいる!!



ビジネスホテルの浴室に…大人男二人は窮屈だけど…


陣ヶ岡さんが俺の背中を抱き締めるような形で密着しながらの入浴に…



さっきまでザワついていた胸が……

落ち着きを取り戻す…





「――――…暖かい」


チャプ…と、お湯が揺れる…


背中に陣ヶ岡さんの温もりも感じられて……


俺は、やっと―――――…


緊張から解放された気がした…









会いたくなかった…



でも、一番会いたかった…







何でかな?



何でかな――――――…?



「最知…俺がいるから…」




「―――――はい…」




俺は、素直に……返事をし…



背中を陣ヶ岡さんに…預けた…






「///…怖くて…痛くて…死ぬかと思いました―――…

何度も…何度も――――…
助けを願いました…でも、ダメで―――――」




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