アイツまで徒歩5分
第9章 どちらかと言えば……?
「も〜最近、忙しかったの?
忙しくても顔見せに来てよ〜!」
「ハハハ…すみません…」
最知も俺もバタバタしていたし…
実際、仕事は立て込んでいた…
こ〜やって…最知と飯を食えるのだって久しぶりな訳だ…
「ママ、個室いいか?後、ラーメン2つ!!
ボクちゃん腹ペコなんだってさ!!」
「///陣ヶ岡さんに“ボクちゃん”って言われるの何か嫌です」
“嫌です”って…ホッぺを膨らまして言うか?社会人が……///可愛い///
「あはぁ〜ん///ボクちゃん可愛い〜」
「最知…バケモノはいいのかよ…」
「――――…面倒くさいんで…いいです…」
最知は、引き気味でバケモノを見て苦笑いしていた…