
アイツまで徒歩5分
第9章 どちらかと言えば……?
「最知……どう?匂い消えた?」
陣ヶ岡さんが…俺の頬に流れるお湯をゆっくり脱ぐう―――…
「///……ん…もう…消えた……」
もう…そよ子さんのタバコの香りはしない―――――…
それだけで…安心する俺って…何なんだろうね…
「んっ…なら――――…
キス…気持ちいいんじゃない?」
「///……し…知りませんよ!!」
俺は、自分がいった事を今さら後悔し始めている……
何で……あんな事…言っちゃったんだろ―――――…
「///最知……好きだよ…」
なっ…///改めて…言うなよ!!
「///知って…ます」
「最知―――…愛してる」
な、な、、、…何で…そんな事…この状況で言うんだよ!!
「///………軽々しく言わないでくださいよ…」
「―――――…軽くね〜よ」
