アイツまで徒歩5分
第10章 素直になるのが一番難しい
最知の顔が……
どんどん…とろけていく…
「―――…キス…だいぶ慣れてきたな…最知―――…」
「んっ…///んっ…ぁ…」
最知的には…人前でキスなんて…嫌なんだろうけど…
ここまで来て……止められる方が…辛いって感じが伝わってくる――――――…
「このまま……マジで…全部俺のモノにしていいか?」
唇を離し――――――…
耳元で囁く――――――…
「///っ!ぁっ///陣ヶ岡さん!!」
強く抱き締めると……胸が締め付けられるくらい…痛い…
バカな提案をする…最知は…
本当に…俺が好きって事でいいんだよな……
「―――――最知…好きだよ」
「///しっ…てますよ…」
俺は、クスッと笑い…
最知の首に唇を寄せる―――…
「最知―――――…俺を好きになってくれて…
さんきゅ…な…」
「////はっ…///なっ…何を―――――――――……
///多分…ですよ…多分!」
最知が…恥ずかしそうに…俺の胸に顔を沈める……
「///照れてる最知…可愛いよな――――…な、一関?」
俺は、悔しそうに俺たちをみる一関を煽る…