テキストサイズ

アイツまで徒歩5分

第16章 【番外編】異世界へようこそ


ロビーで橋場さんを待ちながら…打ち合わせな場所を確認する―――…




と―――――…



「あら――…お久しぶりです」




声をかけられ…慌てて後ろを振り返った!!



すると…そこには、純白のワンピースに身を包んだ


優木常務の娘さん―――…


そよ子さんが立っていた…




「あっ、///そよ子さん!お久しぶりです!」



何度か、リフォームの打ち合わせに顔をだしただけだが…彼女は俺を覚えてくれていた!!



「そよ子さん!相変わらず清楚で美しいですね!バイオリンの練習は、はかどってますか?」




そよ子さんは、ニッコリ微笑む



「ええ、新しいマンションで、滞りなく…


お陰さまで、マンションも無事に完成しました

陣ヶ岡さんには、私のワガママを全部叶えて頂き本当に感謝しています」




そよ子さんの口から陣ヶ岡さんを誉められ嬉しい反面…チクリと、胸が痛みを覚える―――――…



「///ハハハ何度も話をして、納得のいく仕上がりになってよかったです…俺は、最近…関われていないので…出来ばえを知らないのが残念ですが――――…」



すると…パッと顔を明るくしたそよ子さんが俺に一歩近づき!手を取る!!







ストーリーメニュー

TOPTOPへ