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二人で過ごした日々

第5章 小6~卒業式〜




「おーい!咲希、いくぞー」

って優人が家に向かいに来てくれたよね。

私はまだ髪の毛してもらってるところで

「ちょっとまってー!」

って焦って返したの覚えてるよ。

すっごいかわいい髪型にしてもらったから、優人に1番に見せたかったんだ!

急いで

「行ってきまーす!」

っていって優人のとこに行ったのはいいんだけど…。

優人スーツ着ててかっこ良すぎたの。

いつもよりずっと大人に見えてドキドキしちゃった。

私は、かわいい??

って一番に聞こうと思ってたのにその言葉は頭から消えちゃってた。

かっこ良すぎて頭真っ白になっちゃったんだもん。

ほんとずるいな。

私が見とれて黙ってると

「お前いつも可愛けど今日は一段とかわいいな!」

ってほんと優人って私赤くさせるの得意だよね。

そんなかっこいい姿で言われたら余計に赤くなっちゃうよ。

私は恥ずかしいのを我慢して

「あ、ありがと!//優人もすっごいかっこいいね//」

っていったら優人まで赤くなって

「て、照れるだろ//でも、その、ありがと//」

って。

優人が照れてるところなんて久しぶりに見てやっぱり好きだなーなんて実感しちゃった。

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