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二人で過ごした日々

第1章 きみへ

これからもこーやって過ぎていくのかな…。

なんてね。

それはもうないんだよね。

二人で過ごせる日なんて残り僅かなんだ…。

優人は新しい女の子と過ごしていくけど、私にはない。

優人と一緒に過ごしたかった…。

優人との思い出振り返ってみよ。

気づけばいつも一緒だった。

小さい頃から君が隣りにいた。

私が泣いてたら頭なでながら「大丈夫?」って。

君のその一言で私は「大丈夫!」って返せた。

君が隣にいてくれるだけで安心できたんだ。

どんなに嫌なことがあっても君が笑ってくれたら不思議と忘れることができた。

私にとって君はかけがえのない人なんだ。

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