黒猫ニーノと相葉さん。
第13章 ぼくは何度だって君に恋をする。
☆ニーノSide☆
「有り得ねぇよぉ…」
ジェイが盛大に嘆いてる。
櫻井さんもジェイも
お互い『愛したい』って譲らずに
結局、進展せずだったらしい。
「襲っちゃえばよかったのに。」
「無理矢理なんてそんな非道なこと出来ないだろっ!」
その非道な行為を
前回ぼくに勧めてきたのはどこのどなたでしたっけ?!
まぁ覚えてないしいいけどさ…
「そういや、相葉さんも生殺しだって嘆いてたらしいよ?」
「相葉さんが?」
「そこんとこ、ニーノはどう思ってんの?」
「どう、って…」
そりゃあね、好きだよ?相葉さんのことは。
大好きだけど
でも、深い仲になりたいわけじゃない、と思う…
「あれ?なんかさ、電話鳴ってない?」
「ホントだ。でも、うち電話無いよ?」
確かに聞こえる、電話の音。
音のする方に行ってみると
寝室の枕の下で鳴ってる
相葉さんのスマホを見つけた。
「相葉さん、忘れてったんだ。」
「取り敢えず出てみれば?」
ジェイがそう言うから
もしかしたら相葉さんがお店からかけてきたのかも?と思って
電話に出た。
「もしもし」
『もしもし。店ちょ…相葉さんの携帯ではないですか?』
「そうですけど?」
『あの、相葉さんは…』
「今、仕事に出てますけど、どちら様ですか?」
『…二宮と申します』
電話の主は
まさかの二宮さんだった。
「有り得ねぇよぉ…」
ジェイが盛大に嘆いてる。
櫻井さんもジェイも
お互い『愛したい』って譲らずに
結局、進展せずだったらしい。
「襲っちゃえばよかったのに。」
「無理矢理なんてそんな非道なこと出来ないだろっ!」
その非道な行為を
前回ぼくに勧めてきたのはどこのどなたでしたっけ?!
まぁ覚えてないしいいけどさ…
「そういや、相葉さんも生殺しだって嘆いてたらしいよ?」
「相葉さんが?」
「そこんとこ、ニーノはどう思ってんの?」
「どう、って…」
そりゃあね、好きだよ?相葉さんのことは。
大好きだけど
でも、深い仲になりたいわけじゃない、と思う…
「あれ?なんかさ、電話鳴ってない?」
「ホントだ。でも、うち電話無いよ?」
確かに聞こえる、電話の音。
音のする方に行ってみると
寝室の枕の下で鳴ってる
相葉さんのスマホを見つけた。
「相葉さん、忘れてったんだ。」
「取り敢えず出てみれば?」
ジェイがそう言うから
もしかしたら相葉さんがお店からかけてきたのかも?と思って
電話に出た。
「もしもし」
『もしもし。店ちょ…相葉さんの携帯ではないですか?』
「そうですけど?」
『あの、相葉さんは…』
「今、仕事に出てますけど、どちら様ですか?」
『…二宮と申します』
電話の主は
まさかの二宮さんだった。