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ずっと隣で笑っていて

第15章 第十五話

会社の帰り道 スーパーに立ち寄る

なんせ育ち盛りが4人もいるからね 量が半端ないのよ

肉多めにしてやろうかな

あいつらの喜ぶ顔が目に浮かんで 自然に頬が緩んでしまう


俺も相当なブラコンだなー


帰り道を急いだ


玄関を開けると和と潤が迎えてくれた

「翔兄おかえりー 荷物持ったげる」


ニコニコしながら二人でひとつの袋を持っていた


「ただいま お腹すいたろ すぐに用意するからね 宿題終わった?」

「終わったよー」

オーオーきれいにハモったねー

「智は?」

「お米研いでる 雅兄はまだ帰ってない」


「ありがと 寒いから部屋に行こうな」

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