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ずっと隣で笑っていて

第15章 第十五話

とりあえず 飾り付けは和と潤に任せることにした

あとは料理だな


いつも翔ちゃん任せだからな~


隣のおばちゃんにお願いするかー


俺たちにやさしいんだよな 特に和と潤にはめちゃくちゃやさしい


「和~ 潤~!」

「なに?」

「隣のおばちゃんに月曜日 唐揚げ作って下さいって 頼んでこい いいか 一番カワイイ顔でお願いするんだぞ あっ… お肉は持ってきます って伝えてこいよ」

「うん!わかった!」

「カワイイ顔ってどんなだよ~」

潤がぶーたれてる

「和のとなりで笑ってろ! さっさと行くー!」

二人が出てって

雅紀と二人


「ねぇねぇ さとにいー ケーキどうする? 高いよね 二人でつくる?」

「俺 作り方しらねぇぞ」

「家庭科で習ったんだ 先生に誉められたよ」


スゲーじゃん 雅紀!

よし!頑張ろう!

和と潤が帰ってきた

「お肉も買ってくれるって! ピザも作ってくれるって! 良かったねー さとにいー」


お前ら どんな顔したんだよ(汗)

潤が俺の袖をひっぱった

「和ね おばちゃんに泣きながらいったんだよ 翔にいのためにお願いしますって おばちゃんもないちゃってさ 和 隠れて親指たてた」


和~ どこで覚えた~(泣)

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