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ドタドタ足音が重なって近づいた


「翔兄！ あそぼ！」
和が膝の上に乗っかってきた


「翔兄！ 相撲しよ！」


背中に潤が張り付いてきた


しょうがねぇな

なんて言葉がでちゃうけど


一人は寂しくて


やっぱりみんなが傍にいるのが

幸せだって

つくづくそう思う


ちびっこ軍団とわちゃわちゃしてたら

いつの間にか智と雅紀も合流して


気がついたら俺の上に全員乗っかってて

重くて死にそうだったけど


嬉しくて涙がでてきた


父さん母さん 大人じゃない俺でごめんね