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ずっと隣で笑っていて

第15章 第十五話

「みんな… ありがとう…」


みんなの顔が涙で霞んで見えた


「智 雅紀 和 潤 みんなで用意してくれたの? 俺の…」
あとは言葉が繋がらなくて うれしくて うれしくて

みんなありがとう…
涙が止まらない


「翔にい 腹減った」 潤が訴える


「ゴメン ゴメン 俺のせいで冷めちゃったね 食べようか」

それでは皆さんご一緒に…

「いただきます」


雅紀と潤が競いあって食べる 智と和は静かに食べている


いつもの風景なのに 今日は特別に見えた

これからも仲良く 元気にみんなで暮らしていこうな


俺は…みんなの笑顔がみれれば それだけで幸せだよ

お前たちがとなりで笑っていてくれる


それが俺には最高のプレゼントだよ


父さん母さん みんなのおかげで最高の1日になりました

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