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ずっと隣で笑っていて

第16章 第十六話

キッチンで朝食の準備をする


今日はフレンチトーストにしよう


焼いてると匂いに誘われて翔ちゃんが起きてきた


「智君 おはよう」
寝起きなのに爽やかな笑顔をくれた


「もうすぐできるから待っててね」


「俺も手伝うよ」


翔ちゃんがキッチンに入ってきた


となりでサラダを作る翔ちゃんの横顔があまりにも綺麗で 目を逸らした


「…どうしたの?」

俺… たぶん顔が真っ赤なんだろうな


「ん?なんでもないよ」


俯く俺の顎をあげて軽くキスをしてくれた翔ちゃん…


君のすべてが輝いて見えるよ

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