ずっと隣で笑っていて
第3章 第三話
命の期限
もう限界かな
痛みを隠すため薬の量も増えた
今日は智が朝から会社に行きたがらない
「翔くん 具合悪そうだから休む」
「具合悪くないから ちょっと疲れてるだけだし 寝れば良くなるから 心配しないで会社に行けよ」
「なんかあったら連絡ちょうだいよ 約束だよ 指切りね 破ったら針千本だからね」
智はキスをねだる
「甘えん坊だな 智…」
「甘えん坊でいいもん 翔くんいないと生きていけないもん」
「わかったから」
頬にキスをしたら そこじゃないってごねる
智の柔らかな唇にキスをした
「翔くん 行ってきます 今日は早く帰るからね 買い物は俺がしてくるからね しっかり休んでてね」
笑顔で出ていく智の後ろ姿が見えなくなるまで
俺は手を振り続けた
もう限界かな
痛みを隠すため薬の量も増えた
今日は智が朝から会社に行きたがらない
「翔くん 具合悪そうだから休む」
「具合悪くないから ちょっと疲れてるだけだし 寝れば良くなるから 心配しないで会社に行けよ」
「なんかあったら連絡ちょうだいよ 約束だよ 指切りね 破ったら針千本だからね」
智はキスをねだる
「甘えん坊だな 智…」
「甘えん坊でいいもん 翔くんいないと生きていけないもん」
「わかったから」
頬にキスをしたら そこじゃないってごねる
智の柔らかな唇にキスをした
「翔くん 行ってきます 今日は早く帰るからね 買い物は俺がしてくるからね しっかり休んでてね」
笑顔で出ていく智の後ろ姿が見えなくなるまで
俺は手を振り続けた