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ずっと隣で笑っていて

第26章 第二十六話

置いてけないよ(>_<)

そんな時


ガバッ!っと櫻井さんが顔をあげた


なんか顔に跡ついてんだけど(^_^;)


「大野!飲め!」


そう言いながら思いっきりテーブルに突っ伏してる


あたふたしてる俺…

「しょうがねぇな」

大将が苦笑いで寄ってきた


「少し寝せとくしかねぇな」


大将は奥からブランケットを持って櫻井さんにかけた


「珍しいんだぜ こいつがこんなになるの」


「どんなお知り合いで…」


「幼なじみだよ ガキの頃からね こいつさ 厳しいだろ? 自分にも他人にも だからさ 友達も少ない 俺はさ そんなの知り尽くしてるから こいつは心を開かない 臆病なんだと俺は思うんだ だからさ いつも一人で来てたんだ 気が楽だってね だから今日はびっくり!なんだよ」


「俺 好かれてんですかね」


大将が微笑みながら頷く


「あとは俺が送ってくから帰っていいよ」

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