テキストサイズ

ずっと隣で笑っていて

第26章 第二十六話

唖然…


激しく鳴り響くインターホン


「…櫻井さん?」


「さっさと開けろ!」


「ハッハイッ!只今!」


慌ててドアを開けた

仁王立ちしてる櫻井さん…


ボーぜんと立ち尽くす俺…


「入るぞ」


ズカズカと入ってきたと思ったら


急に振り向くから
後ろについてった俺の額に櫻井さんの唇が当たった


時が止まったみたいに二人とも動けなかった

その時…
櫻井さんの手が俺をだきしめたんだ


「心配したんだぞ ぶっ倒れてんじゃないかって…」


「…すみません…」




ストーリーメニュー

TOPTOPへ