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ずっと隣で笑っていて

第26章 第二十六話

背中が小さく見えた

なんでだろう…


思わず玄関を飛び出した


エレベーターが一階を指してた


階段を駆け降りてたけど そこには櫻井さんの姿はなかった

路地を出てコンビニの前を覗いてみた


いた…


タバコを吸ってるあの背中は櫻井さん


「…櫻井さん…」


「………」


なんで?って顔で見つめられた


「俺…明日からまた頑張ります! 櫻井さんとずっと一緒にいたいから… 」


「オッ…オー 」


顔 赤いよ 櫻井さん

そこは言わないでおこう


「俺…櫻井さんが好きです…」


言っちゃった…


とうとう言っちゃった…


困ってるよね…


気持ち悪いよね…


そのまま部屋までダッシュした


櫻井さん 困った顔してたよな…

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