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ずっと隣で笑っていて

第27章 第二十七話

「だったら何?」


冷たく言い放つけど

艶っぽい声は


SHOだった


「邪魔だから… 」


「ゴメン…」


ちょっと離れた席に座った


本を見る振りをして ちらっと見てみる


SHOが帰り支度を始め 俺の脇を通り過ぎようとした


「いつも見に来てくれて ありがとう…」

SHOは図書館を出て行った


えッ!


バレてたの?


急に恥ずかしさが込み上げてきた


SHOが


俺を知ってた…


心臓が口から飛び出しそうだ


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