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ずっと隣で笑っていて

第9章 第九話

静かすぎる部屋は

一人でいるには広すぎて 二人じゃないと淋しすぎる

大人なんだから我慢しなきゃね

わかってるけど

「翔くん…」

ベッドに移動した

翔くんの枕に顔をうずめる

「翔くん… 早く帰ってきて…」

涙がでてきた

翔くんの匂いに包まれておれはいつの間にか寝てた



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