FIVE COLOR STORM
第1章 チャンパー*Champi*
Kazunari side
雅「おはようございます」
「おはようございます」
和「おはようございます」
広い家の中を学生時代からの腐れ縁の
雅紀と並んで歩いて
既に家の中の掃除を始めている
同じ制服に身を包んだ同僚に挨拶をする
リビングにいらっしゃる
旦那様と奥様にも朝の挨拶をしてから
2階に上がって
…おそらく寝てる坊っちゃまには聞こえないだろうけど
コンコンとノックをしてから
ドアを開けて部屋の中に入った
雅「翔坊っちゃま,起きてください?」
大きなベッドで
気持ちよさそうに眠っている坊っちゃまの
躰を少し揺らして
声をかけている雅紀を見ながら
和「翔坊っちゃま,朝ですよ」
カーテンを開けて
クローゼットからスーツを取り出した
翔「ん……おはよう…雅紀,かず」
寝起きの無防備な表情に
思わずキスをしたくなるのを堪えて
「「おはようございます」」
挨拶を返しながら
ちょっと寝癖のついたサラサラの髪の毛に手を伸ばした
雅「朝食,できてますよ」
雅紀も同じようにその髪に触れてから
ゆっくりと立ち上がる
和「今日着ていくスーツ出しておきましたよ」
翔「ありがとう,かず」
雅「成人おめでとうございます」
隣でとびきりの笑顔でお祝いする雅紀を軽く叩いた
和「だから今日は成人式なだけで,まだ成人はしてないの」
雅「わかってるしっ」
頭を摩りながら言う雅紀を見て
翔坊っちゃまが笑ってて…
その笑顔を見れるだけで幸せになる
和「では翔坊っちゃま,下で待ってますね」
翔「うん,着替えたら行くって父さんに言っといて」
雅「わかりました」
軽く一礼をして
翔坊っちゃまの部屋を出て
少しだけ崩していた雰囲気を
しっかりとしたものに纏い直した
雅「おはようございます」
「おはようございます」
和「おはようございます」
広い家の中を学生時代からの腐れ縁の
雅紀と並んで歩いて
既に家の中の掃除を始めている
同じ制服に身を包んだ同僚に挨拶をする
リビングにいらっしゃる
旦那様と奥様にも朝の挨拶をしてから
2階に上がって
…おそらく寝てる坊っちゃまには聞こえないだろうけど
コンコンとノックをしてから
ドアを開けて部屋の中に入った
雅「翔坊っちゃま,起きてください?」
大きなベッドで
気持ちよさそうに眠っている坊っちゃまの
躰を少し揺らして
声をかけている雅紀を見ながら
和「翔坊っちゃま,朝ですよ」
カーテンを開けて
クローゼットからスーツを取り出した
翔「ん……おはよう…雅紀,かず」
寝起きの無防備な表情に
思わずキスをしたくなるのを堪えて
「「おはようございます」」
挨拶を返しながら
ちょっと寝癖のついたサラサラの髪の毛に手を伸ばした
雅「朝食,できてますよ」
雅紀も同じようにその髪に触れてから
ゆっくりと立ち上がる
和「今日着ていくスーツ出しておきましたよ」
翔「ありがとう,かず」
雅「成人おめでとうございます」
隣でとびきりの笑顔でお祝いする雅紀を軽く叩いた
和「だから今日は成人式なだけで,まだ成人はしてないの」
雅「わかってるしっ」
頭を摩りながら言う雅紀を見て
翔坊っちゃまが笑ってて…
その笑顔を見れるだけで幸せになる
和「では翔坊っちゃま,下で待ってますね」
翔「うん,着替えたら行くって父さんに言っといて」
雅「わかりました」
軽く一礼をして
翔坊っちゃまの部屋を出て
少しだけ崩していた雰囲気を
しっかりとしたものに纏い直した