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Face　or　Body

第13章 3年後…オヤジの場合

私は
3年前のあの事件以来
被害者である美咲という人妻のことが
気になっていた…

すると
どうだろう…
あの事件から
1ヶ月少しあと…

彼女は自ら命を絶とうと
それまで
平凡な家庭を築いていた
彼女の暮らしに色を添えていた
海浜の港の海に
身を投じたというではないか…。

私はいちはやく
彼女を見張らせていた
闇の世界の配下のものからの
報告を受けるや
彼女の捜索を手配した…。

彼女は一命をとりとめた。
しかし
マサルに暴行された際に
彼女のなかに
種つけられた命は失われてしまっていた…

意識を戻した彼女には
それまでの
すべての記憶がリセットされていた。
黒い瞳が印象的な
美しい女性…。

しかし
マサルに犯されて
旦那からの避けるような態度と
2歳だった娘からの
冷たい視線を受ける辛さからは
解放された…。

彼女には
新しい人生が必要だと
私は思った。
ならば…
私は
彼女に奴隷としての
第2の人生を与えてあげよう
そう決意した…。

彼女の
奴隷としての立ち振舞いの
飲み込みは早かった…。
謙虚でつねに受け身で
男性が求めるすべての性癖に
完全に応える奴隷に調教できた。

ただし
1つだけ難点が…
彼女の真相心理の奥の奥に…
まだ
マサルにしばられ
四つん這いの姿で
精神が崩壊するほどの屈辱を味わった
トラウマだけは
生きていたのだ。

そう…
バックからの愛撫に
彼女は過敏に拒絶反応を示す。
だから
不良品奴隷だ…。

私は不良品奴隷を
ここ3年
コウスケという手のかかる
異常性欲者に譲っていた。

ところが…
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