Face or Body
第41章 極限
ヒカルはモモとともに
港竜会本部に到着した
玄関のインターフォンを押すが
いっこうに応答がない…
『おかしい… 誰もいない訳はない…』
ヒカルがそう呟いた瞬間
大型ワゴンが
ヒカルたちの前を通過して
港竜会本部ビルの裏手にある
関係者駐車場で止まった
ヒカルとモモは
物陰から息を潜めて
様子をさぐった…。
ビルの通用口の扉が開いて
四条と何人かの若い衆が
ワゴンから降りる人物を迎え
ワゴンから大型犬が入った檻を
積み下ろす…。
『何?あの犬…』
ヒカルは胸のなかに一抹の不安を感じた
『モモちゃん… 行くよ!!』
ヒカルはモモとともに
物陰を飛び出して叫んだ
『ちょって動かないでっ!!県警本部です。任意ですが、立ち入りをさせてもらいます!!』
そう
眼鏡の奥から
強い意思をたたえた瞳で
四条に意思を伝えた。
港竜会本部に到着した
玄関のインターフォンを押すが
いっこうに応答がない…
『おかしい… 誰もいない訳はない…』
ヒカルがそう呟いた瞬間
大型ワゴンが
ヒカルたちの前を通過して
港竜会本部ビルの裏手にある
関係者駐車場で止まった
ヒカルとモモは
物陰から息を潜めて
様子をさぐった…。
ビルの通用口の扉が開いて
四条と何人かの若い衆が
ワゴンから降りる人物を迎え
ワゴンから大型犬が入った檻を
積み下ろす…。
『何?あの犬…』
ヒカルは胸のなかに一抹の不安を感じた
『モモちゃん… 行くよ!!』
ヒカルはモモとともに
物陰を飛び出して叫んだ
『ちょって動かないでっ!!県警本部です。任意ですが、立ち入りをさせてもらいます!!』
そう
眼鏡の奥から
強い意思をたたえた瞳で
四条に意思を伝えた。